WindowsにはHomeとProの二種類あります。
通常、量販店などで売られているパソコンには、たいていHomeが
入っていると思います。
これらの違いとは何なんでしょう?
いまさら何でこんなことを言っているかというと
新しいパソコンを自作しようと思って、色々検索していたら
目次
最近は自作でもリテール版Homeが主流
という記事を見かけて、「そういえばずっとProしか使ってなかったけど
Homeでもいいのかな?」と思ったからです。
Windows10 HomeとProの違い
HomeとProの違いについてですが、普通に使用するには
違いはないと思います。
Home | Pro | |
リモートデスクトップ | – | 〇 |
クライアント Hyper-V | – | 〇 |
BitLocker | – | 〇 |
グループポリシー | – | 〇 |
ドメイン参加 | – | 〇 |
Active Directory | – | 〇 |
Windows Update for Business |
– |
〇 |
リモートデスクトップ
リモートデスクトップとは、離れた場所にあるPCに接続できる機能です。
例えば、外出先から会社のパソコンに接続してアクセスして、保存されているデータを編集したり、インストールされているアプリケーションを利用したりできます。
クライアント Hyper-V
Windows 上の仮想マシンとして複数のオペレーティングシステムを実行することができます。
簡単に言うと、Windows 10の中にWindows7をインストールしてWindows10に対応していないソフトウェアを使用することなどができます。
BitLocker
Windowsの暗号化機能です。
ハードディスクやSSD、USBメモリー、外付けストレージといった各ドライブをまるごと暗号化し、不正アクセスから保護することができます。
グループポリシー
ユーザーやコンピューターに対する設定を一括管理するためのActive Directoryの機能です。
企業内で扱うPCを同じ設定にしたい場合などに使用します。
Active Directory・ドメイン参加
Active Directory に登録されたユーザ名とパスワードを使って、ユーザがアクセスできる範囲をで設定します。
Windows Update for Business
Windows Updateに接続するクライアントに対して最大8カ月の更新を延期させることができます。
その他のセキュリティ更新などでも、最大で4週間更新を延期させることができます。
その他にも、ありますが家庭で一般的に使用するには、どれもほとんど
必要のない機能だと思います。
HomeとProどちらを選ぶか
結論から言うとProの方が5,000~8,000円ほど高いため
必要がなければ、Homeを買えばいいのかなと。
ただし、Proでしか使えない機能を使ってみたい場合などは
Proを買えばいいのではないかと思います。
私の場合は、やはり機能的にProを買うことになりそうです。
リテール版にするかDSP版にするかについては、
・価格で3,000円程度の差であること
・DSP版はDVDでドライブが必要こと
・リテール版は、USBメモリで64bitと32bitをが選べること
などを考えると、今更、DVDドライブは買わないし、ドライブを買う
金額を考えてもリテール版がいいのかなと思います。