元フジテレビで現在フリーの笠井信輔アナウンサーが悪性リンパ腫の治療のため入院し、半年間ほど休養されるそうです。
9月にフリーになったばかりで、病気のようには全く見えなかったので驚きですね。
【笠井アナ 番組で病状説明へ】https://t.co/prYmwJY1aS
9月にフジテレビを退職してフリーになった笠井信輔アナが、悪性リンパ腫のため、近く入院して治療に専念することが分かった。19日には20年出演してきた「とくダネ!」に生出演。自ら病状説明する。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 17, 2019
笠井アナは体の痛みや倦怠感を訴えて11月に検査したところ、悪性リンパ腫が見つかったそうです。
悪性リンパ腫は自覚症状のないまま進行することも多く、本人も驚いてるということらしいです。
詳しい内容は、明日12月18日の「とくダネ!」に本人が出演して話されるようです。
ということで、悪性リンパ腫とはどんな病気なのか?治る確率はどうなのか調べてみました。
目次
悪性リンパ腫はどんな病気?
悪性リンパ腫とは血液のがんの一種で、白血球の中のリンパ球という細胞ががんになったものです。
リンパ球はリンパ節、脾臓(ひぞう)、扁桃(へんとう)、血液中、その他全身に存在しています。
症状としては、首や腋の下、足の付け根などリンパ節の多いところに、痛みのないしこりとして現れてきます。
また、原因不明の発熱や体重の減少、ひどい寝汗がみられることがあるほか、体がかゆくなる、皮膚に発疹が出るなどの症状が現れることもあります。
また臓器にリンパ腫が広がと、肺や気道など胸部のリンパ節の場合、呼吸困難や気道閉塞、咳が出やすくなります。
腹部のリンパ節の場合は、下肢など腹部より下の部分のむくみや、尿路障害などの症状が出ます。
肝臓の場合には黄疸や腹水、皮膚の痒み、骨の場合は痛みなどの症状が出ます。
その他、6か月間で10%以上の体重減少、感染症になりやすくなるなどのも、悪性リンパ腫の症状といわれます。
悪性リンパ腫は日本人に多い?
悪性リンパ腫は、年間10万人あたり10人程度の発生と報告されており、日本の成人では最も頻度の高い血液腫瘍です。
治る確率・生存率は?
悪性リンパ腫の生存率はホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫で異なります。
<ホジキンリンパ腫>
5年生存率は
ステージ1で91.4%
ステージ2で84.6%
ステージ3で65.3%
ステージ4で44.7%
全体の平均5年生存率は76.0%とされています。
<非ホジキンリンパ腫>
5年生存率
ステージ1で86.7%
ステージ2で74.3%
ステージ3で64.0%
ステージ4で54.6%
全体の平均5年生存率は68.3%とされています。
ガンといわれると生存率はどうなのか気になるところですが、全体でも70%くらいと結構高いので、初期段階であれば問題なさそうですね。
まとめ
9月にフリーになったばかりで、仕事も順調そうだっただけに心配ですね。
ただ5年生存率も、70%くらいと低くなく、初期であれば90%くらいは治るみたいなので取り合えず見つかって治療すれば大丈夫でしょう。
早く元気になって復帰してほしいと思います。