栃木県の市立小学校で、昨年7月にいじめを訴えた6年生の男子児童の文章を担任の男性教諭が対策をとらず、名前入りでそのまま教室に張り出したとして問題となっています。
【いじめ訴えた文書 教室に掲示】https://t.co/V1RloYjBeB
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 15, 2019
栃木県内の市立小学校で昨年7月、6年生の男子児童がいじめの被害を文章で訴えたのに、担任の教諭が対策をとらず、名前入りの文章をそのまま教室に張り出していたことが分かった。市教委は口頭で厳重注意とした。
担任の男性教諭は、訴えに対して全く対策を取らず、名前が入った文章をそのまま教室に掲示するという、教師としてあるまじき行為を行うとは一体何を考えていたのでしょう?
今回はこの問題が起きた栃木の小学校や問題教師の処分はどうなるのか調べてみました。
目次
栃木の小学校でいじめを訴える文章そのまま教室に掲示
事件の詳細な内容は
栃木県内の市立小学校で昨年7月、6年生の男子児童がいじめの被害を文章で訴えたのに、担任の男性教諭(42)が対策をとらず、名前入りの文章をそのまま教室に張り出していたことが分かった。市教委は今年3月、対応が不適切だったと認め、教諭と当時の校長に口頭で厳重注意とした。
児童の家族や学校によると、担任の教諭はクラス全員にいじめに関する新聞記事を読ませ、感想を書かせた。上級生や同級生から日常的にいじめを受けていた児童は家族と相談の上、「3年からいじめが続きました」「全身にどろをかけられ、プロレスといってぼうこうもされました」「今も続いているため対応してほしい」などと書いて提出した。
しかし、担任は相談に乗ることなく、赤ペンで「その痛み、つらさを知っているからこそ、人に優しくなれる」「負の連鎖をどこかで断ちきろう」などと感想を書き込み、他の児童の文章と一緒に教室に張り出した。1週間ほど張り出され、ショックを受けた児童は家族にもすぐには打ち明けられなかったという。
いじめはその後も続き、3学期に入って児童が休みがちになったため、家族は今年2月、学校を訪問。校長はこの時、初めていじめ被害や文章が張り出されていたことを知った。担任は市教委に対し「(児童の気持ちに)思いが至らなかった」と話したという。市教委は教諭を今年度、クラス担任から外した。
両親は「相談しても、まともに応じてくれなかった。助けを求める文章を張り出すなんて、人としてどうなのか」と語った。
市教委側は「教員として絶対してはいけないことで弁解の余地はない。すべての学校でいじめに対して真摯(しんし)に対応するよう指導していく」と話している。
朝日新聞デジタルから引用
栃木いじめ張り出し教師については調べては見ましたが、
42歳の男性教諭
という情報しかわかっていません。
生徒のことを守るはずの教師がありながら、考えられない行いです。
これについての小学校側から謝罪はないのでしょうか。
問題のあった栃木の小学校はどこ?
栃木いじめ文章を張り出し教師が勤めていた小学校について調べてみましたがこちらについてもどこの小学校なのかは公表されていません。
教師の処分は?
問題が発覚したのは、男子児童が3学期になって休みがちになり、心配した家族が今年2月に学校を訪問したことがきっかけとの事です。
校長はこの時、初めていじめ被害や文章が張り出されていたことを知ったようです。
市の教育員会は、「教諭を今年度、クラス担任から外した」と発表していますが、小学校がこの教師に対してどのような処分等の対応をとったのかについては発表されていません。
さらに、被害にあった児童に対しても謝罪など行ったかも発表がありません。
まとめ
いじめられていることについて訴えることが、どんなに大変なことなのか、ましてその文章を名前付きで張り出すなんて、被害者の児童がどんな思いで、それを見たのか、その後どうなるか考えなかったのかなど、教師というより一人の大人として考えても異常な行動だと思います。
これまでも同じような対応をとってきたのではないかと疑ってしまいますね。
校長も保護者が訪問するまで気づかないなんてことがあるのでしょうか。
いじめについては、今までもいろんな事件があったのに、またこのような対応をするなんて、何も考えてないんじゃないかと思います。
本当にしっかり対応してほしいと思います。