警察庁が、道交法を改正し、あおり運転を厳罰化する方針を交通安全対策
特別委員会で明らかにしたそうです。
そこで、どんな罰則になるのか、厳罰化はいつからなのか調べてみました。
目次
あおり運転の道交法改正
- 道交法の条文を改正し、あおり運転を定義
- 違反1回で15点以上で免許は即取り消し
- 再取得までの欠格期間は1年以上
- 罰則は2、3以下の年懲役または30万円以下の罰金
- 摘発対象
通行を妨害する目的で一定の違反によって危険が生じるおそれのある行為をした場合やこうした行為によってほかの車を停止させた場合
摘発対象に関しては、たぶん証拠がないと摘発は難しいと思いますので、やはり
ドラレコは必須になってくるのではないでしょうか。
厳罰化はいつから?
委員会での議論で細部を詰め、年明けの通常国会に関連法案を提出する
そうなので、早くても来年からになりそうですね。
追記
2020年6月9日に、成否は、あおり運転を定めた改正道路交通法がの成立に伴い、摘発されたドライバーが免許を再取得できない期間を最低2年間とする施行令を閣議決定しました。
かなり厳しい内容になってます。
あおり運転は1回の違反で免許が取り消される。
施行令は違反点数を25点
免許を再取得できない欠格期間を2年
高速道路で他の車を止まらせるなど著しい交通の危険を生じさせた場合は酒酔い運転と同じの35点で、欠格期間は3年
違反歴があれば最大10年
罰則については、
3年以下の懲役または50万円以下の罰金
著しい危険があった場合は5年以下の懲役または100万円以下の罰金
バイクや自転車の運転のほか、ドライバーをそそのかしたり、手助けしたりした同乗者らも摘発や行政処分の対象となります。
この法令の施工は、あおり運転の摘発とともに2020年6月30日から施行されます。
まとめ
一向にあおり運転が減らないどころか、ドライブレコーダーのおかげか、前にもまして増えているような感じです。
事故を起こさなくても即座に免許取消にする方針ということにもなっているみたいなので、さすがにこれからは減るのかなとは思いますね。
新しい道交法の厳罰化で少しでも減ってくれればと思います。