10月1日から「Go To イート」が始まりましたね。
さっそく使用している人も多いと思いますが、この仕組みを利用した問題も出てきたみたいです。
その内容は、キャンペーンに参加している「鳥貴族」のディナーを繰り返し予約し、ポイントを稼ぐというものです。
予約してポイントが付与されるだけなら問題ないように思いますが、どうなんでしょう?
目次
「トリキの錬金術」「鳥貴族マラソン」とは?
10月から始まった「Go To イート」は、消費者にお得な「飲食店支援キャンペーン」だが、制度を“悪用”されている飲食店がある。「鳥貴族マラソン」「トリキの錬金術」なる言葉まで生み出された鳥貴族は「困っています」と話した。https://t.co/vtshFddMPU
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) October 6, 2020
「鳥貴族マラソン」「トリキの錬金術」とは、「鳥貴族」のディナーを繰り返し予約し298円の1品だけを注文するというものです。
仕組み的にはそれも可能ですが、問題なのが
ディナー予約で1000ポイント付与されるのに、実際に使ったのは298円(税込=327円)だけ。
つまり使用した人にたいして、1000円 - 327円 = 673円
のもうけが出るところです。
しかも時間が1日に10店舗でこれを繰り返せば、6730円。
10人がこれをすれば67300円を設けることができます。
ユーザ的にはこれでいいのでしょうが、店側は予約サイトから1予約で200円散られるため、実質売上98円となってしまい、客は来るのに全くもうけが出ない状況になるということです。
もちろん、食材費、人件費などを差し引いた利益はもっと少ないと思います。
さらに、この人たちの予約によって、他の普通の客の予約も妨害されることも考えられます。
「Go To イート」とは?
実際「Go To イート」とはどういうキャンペーンなのでしょう
「Go To イート」キャンペーンでは、消費者は「2つのお得」を選べます。
・購入した25%を国が負担する地域で使えるプレミアム食事券の発行
(1万円で購入し、1万2500円分使える)
・13事業者のオンライン飲食予約サイトから期間中に予約・来店をすることで、予約人数につき
ランチ時間帯は500円分
ディナー時間帯(15時以降)は1000円分
のポイントが付与されるということです。
まとめ
「Go To イート」キャンペーンを使用してのセコイ手口を悪用したのが「鳥貴族マラソン」「トリキの錬金術」というものです。
店にとっても一般のお客さんにとっても全く良いところはなく迷惑行為でしかありませんね。
やはり最低使用金額などの決まりを最初から設定するなどの対策は櫃よ8宇になると思います。
あとみっともないから、こんなセコイことで稼ごうとするのはやめなさい、といいたいですね。